2018/10/3 カテゴリー : | イベント | 農業

すだちの摘果体験

佐那河内中学校の職場体験で3人の生徒さんを受け入れ、すだちの摘果作業をしてもらいました。

摘果作業とは

新鮮で質の良いすだちを連年生産するために、結実したすだちの一部を幼果のうちに間引いていきます。

数を減らすことで栄養を集中させ、果実を増やし、大きく育てることができます。
実は、数が増えすぎると全体的に小ぶりになったり、味や質が落ちたりすることが考えられます。

また、摘果で株や根への負担を減らします。増えすぎた蕾・花・実は、収穫や鑑賞価値を減らすだけではなく、株を弱らせ、翌年以降の生長が悪くなってしまいます。
摘果作業を効率良く行うと、花や実の収穫量、大きさをコントロールできるようになり、より質の良いすだちを楽しむことができます。

作業の様子

剪定ばさみでひとつひとつ丁寧に間引いていきます。
葉っぱのせいで実が影になってしまっている場合は、葉っぱも切り落としていきます!

炎天下の中、農家さんの説明を聞きながら熱心に取り組まれていました。

摘果すだちの実は小さくて果汁は少ないものの、新鮮で良質な果皮なので、新たな使い道を考案中です!
作業後、摘果すだちを使った村の新たな産品のアイデア出しを行ってもらいこの日の体験は終了となりました。

スタッフ一同、若い生徒さんに元気をいただきました。
快く受け入れをしてくださったすだち農家の皆さま、ありがとうございました^^