2017/6/21 カテゴリー : | 農業
ハウスすだちの収穫開始!
ハウスすだち
通常9月に出荷が開始される路地すだちに対し、ハウスすだちは、冬場からハウスで栽培され、6月中旬から出荷が始まります。そんなハウスすだちの現場を、一般財団法人さなごうちが取材させていただきました。
気温が上がる6月になると、ハウスのビニールは解放されますが、前日の大雨を考慮してビニールが張られています。
下は真冬の温度の低い日にハウス内の温度を保つためのヒーターです。特に寒い日以外は、ハウスの保温性のみですだちを育てる非加熱栽培で育てられます。
ハウスの中で美しく育つすだち達。
すだち農家 廣畠さん
ハウスすだちを栽培するすだち農家廣畠さん。佐那河内村で20年以上すだち農業を営んでいる大ベテランです。この日も慣れた手つきで出荷を控えたすだちの手入れを見せてくれました。
後継者を増やすために
現在、すだち農業の後継者は村内にわずか3名。すだち農業を発展させるためには新たな取り組みが必要だと、廣畠さんは語ってくれました。美しい村ですが、このような後継者問題は村の至るところで聞きます。この問題に取り組むため、すだちの新たな使い方や魅力を研究し、発信していきたいと思います。
ライター : シガちゃん
地域おこし協力隊として、神奈川県から佐那河内村にやってきました。出身は、山口県下関市です。村のステキだな〜と思うことを、時間をかけながら、まとめたり発信したりできたらなぁと思っています。庭や村の自然の日々の変化に、癒しと元気をもらっています。