左はすだち常温で放置し、色が変わっているすだちを並べました。一週間もそのままにしておくと画像右のように完全に黄色になります。これはこれで酸味が少なく使い道があるのですが、緑の状態を長持ちさせたいなら以下の方法を実行してください。

果皮の表面が湿っていると痛みやすくなるので、まずはキッチンタオルなどですだちの表面の水分を拭き取っておきましょう。

すだちはどれかひとつが劣化すると、周りの果実も劣化していきます。それを防ぐためすだちを保存する際は２～３個の少ない単位で保存する、いわばリスク分散の方法を取ります。

ポリエチレンの袋はすだちの劣化を防ぐ重要な素材です。ビニール袋ではなくポリ袋を使用しましょう。

すだちが劣化しにくく、かつすぐに使用出来る理想の温度は７～８度です。ポリ袋に分けたすだちを、冷蔵庫でもその温度に近い野菜室などの箇所に保存しましょう。

７～８度の場合少しずつですがすだちの熟成は進みますが、６度以下になると徐々に低下していきます。いきなり０度を下回るような低温の空間に入れてしまうとすだちが不調をきたし逆に傷んでしまうので注意しましょう。いずれにせよ１月以内に使用し、それでも処理出来ない場合は「すだち酢」を搾って保存しておくことが理想です。