2017/9/10 カテゴリー : | すだちを使うお店

殿堂入りキッチンカー「Green Spain」 – すだちを使ったパエリア

キッチンカーとは、オフィス街やイベント会場など、人の集まる場所、時間帯に応じて専用の車で移動しながら食事を提供する移動式の出店です。そんなキッチンカーの中で大きな人気を誇り、全国キッチンカー選手権で5年連続の金賞を受賞した、東京都周辺で営業する殿堂入りのパエリア専門店「Green Spain」では、本場スペインで使われるレモンの代わりに、なんと佐那河内村産のすだちが使われています。今回は東京出張中にGreen Spainさんを取材させていただきました。

すだちを使うようになったきっかけ

Green Spainを経営する及川悠也、翠さんご夫婦は、佐那河内村に移住し、現在すだち大使としても活躍する植松さんと友人で、彼女が3年ほど前にWeb上で紹介していたすだちを見て興味を持ちました。試したところ、しっかりとした酸味と、ほのかな甘みのあるすだちの香りがパエリアとすごく合い、お店に出してみるとお客さんからの反響もすごかったとのこと。今ではすだちのシーズンオフのとき、常連さんから「すだちはないの?」とよく聞かれるほどとのこと。

-スペシャルパエリアランチ ¥850-
まず驚くのがこのお値段。東京都で、しかも鶏肉、野菜、ソーセージ、ハムなど、パエリアとして一切の妥協のない贅沢な食材をふんだんに使った美味しさに大満足です。来てくれたお客さんに「すだちを使っています」と説明してくれていることにも感激しました。

看板にびっしり書かれた輝かしい功績は本当に素晴らしいです。これにすだちが少しでも関われたことはすごいことだと思います。

2日後、埼玉スタジアムにて

初日は雨だったので、2日後、浦和レッズの試合を観戦しに多くのサッカーファンが集う埼玉スタジアムでお店を出すと聞き、追加取材に行きました。予定が押して到着したのは試合30分前!試合開始に遅れまいと急ぐ人々や、店じまいをはじめる出店を見て諦めながら歩いていると、そこに1店舗だけ列を作っているお店が!

もしやと思って近づくと、Green Spainのキッチンカーが見えてきました。

その後も客足は途絶えることなく、試合開始ギリギリまでパエリアを販売していて、その人気っぷりを確認でき、大満足で帰路につくことが出来ました。Green Spainさん、お忙しいなか取材させていただき本当にありがとうございました!
「グリーン・スペイン Facebookページ」