2017/9/12 カテゴリー : | 村すだち

村すだちプロジェクト -すだちのある生活-

「村すだちプロジェクト」とは

佐那河内村をはじめ、すだちの産地である徳島県の多くの地方では、すだちを様々なものに搾ったり、皮をすりおろして薬味として使うなど、すだちが生活の一部になっています。「村すだちプロジェクト」とは、そんなすだちを高級なものではなく、普段から身近にあるものとして徳島県外の人々に楽しんでほしいという想いから生まれた企画です。

村すだちプロジェクトの活動内容

すだちを全国の生活の一部にしてもらうことを目的とした村すだちプロジェクトの活動内容は主に3つあります。

1.すだちを使ってもらう機会を増やす

すだちを生活の一部にするには、なんといってもすだちを身近で手に入れられる環境が必要です。東京都小金井市では2017年9月7日から徳島の特産品を取り扱う「てのひらストア」がオープンし、そこで毎週3日間すだちを販売しています。そのほか村ではときどき徳島県外に出張し、すだちのつかみ取りなどのフェアを開催しています。
※お店の情報はページ下部をご参照ください。

2.すだちを「使い方」と一緒に提供

全国的に認知され、どこに行ってもすだちを知っている人が多くいますが、まだまだ搾る以外の使い方を知っている人は多くありません。村すだちプロジェクトで販売・提供するすだちに村で使われる搾ってかける以外の「かける」「飲む」「まぜる」など多くの使い方を知ってもらえるような活動を積極的に行っています。

3.季節に合わせて提供する

すだちは6月末から10月頃がシーズンですが、その中でも味は少しずつ変わっていき、それに応じた使い方があります。そんなすだちの「はしり」「すべり」「なごり」を伝えていくことも、村すだちプロジェクトの役割のひとつです。

発案者: 飯寺喜香さん-てのひらストア

飯寺喜香さんは、すだちの産地である徳島県佐那河内村出身の女性です。結婚をきっかけに東京都小金井市に引っ越された後も、徳島県とつながりのある仕事をされる機会が多く、そんななか小金井市に多くの徳島県出身の人々が住み、故郷の食材を食べられることをどれだけ嬉しく思っているかを実感しました。そんな 飯寺さんの想いに賛同し、応援してくれる小金井市や佐那河内村の人々の力を借りて2017年9月7日から東京都小金井市で、すだちやなると金時などの徳島県の産品を取り扱う「てのひらストア」をオープンしました。飯寺さんの願いは、立派なものではなく、産地の「生活」を感じられるようなものを届けること。それぞれの食品が、産地でどのように使われているのかを伝えながら販売しています。

てのひらストアへのアクセス

〒184-0004 東京都 小金井市本町5-15-9(中央線 武蔵小金井駅より徒歩10分以内)
TEL: 090-4948-2095 
E-Mail: tenohirastore@gmail.com
営業時間:
毎週木、金、土 OPEN
木曜 12:00ー19:00
金曜 10:00ー18:00
土曜 10:00ー18:00