スダチチン|すだちに含まれる肥満・糖尿病予防の力

すだちのみで発見された新たな成分「スダチチン」。すだちの香りの元となるこの成分はダイエットの助けとなる肥満抑制をはじめ多くの効能を持に素晴らしい成分です。ここではスダチチンの可能性についてご紹介します。

スダチチンとは

スダチチンとは、その名のとおりすだちのみに含まれるポリフェノール(色素・苦み・辛味成分)で、同じくすだちのみに微量に含まれる成分、デメトキシスダチチンと共に1個あた8~20mg含まれます。現在までの研究により肥満の抑制や糖尿病の改善に効果があることが発見されています

スダチチン|肥満抑制効果

スダチチンには肝臓や骨格筋に作用し、脂肪合成の抑制や脂肪分解を促進させること、エネルギー消費量を増大させ、内臓脂肪や皮下脂肪の蓄積を抑制することにより脂質代謝を改善させること、さらに脂質異常症やメタボリックシンドロームの改善効果があることが明らかになっています。

スダチチン|糖尿病の改善

肥満抑制に加え、スダチチンにはインスリン作用の改善や血糖値上昇制御、糖代謝の改善などの効果もあり、糖尿病への効果明らかになっています。

スダチチン|抗炎症効果 抗癌作用 延命

その他スダチチンにはヒト前立腺癌予防、アトピーなどの炎症の予防や延命効果などが確認されています。

スダチチン|これからの可能性

現在はスダチチンでの生体内での吸収を含めた様々な課題が研究されています。この成分を利用した様々な商品開発が進められています。
参考資料
・産技連/食品健康産業分科会 食品機能成分分析研究会 偏 「食品中の機能性成分の分析法マニュアル」スダチのスダチチン等ポリメトキシフラボン 市川亮一(徳島県立工業技術センター)2011年
・Yuasa K, Tada K, Harita G, Fujimoto T, Tsukayama M, Tsuji A. Sudachitin, a polymethoxyflavone from Citrus sudachi, suppresses lipopolysaccharide-induced inflammatory responses in mouse macrophage-like RAW264 cells. Biosci Biotechnol Biochem. 2012; 76(3):598-600.
・Tsutsumi, R.; Yoshida, T.; Nii, Y.; Sakai, T. Sudachitin, a polymethoxylated flavone, improves glucose and lipid metabolism by increasing mitochondrial biogenesis in skeletal muscle. Nutrition & Metabolism, 2014; 11, 32-45.